日本用eSIMの適切なサイズの選び方
地図や電車アプリが一日中開きっぱなしになるため、日本は旅行者の想定より多くのデータを消費します。旅行日数ごとに実際に必要なギガバイト数を紹介します。

早わかり
- 一般的な日本旅行では、1日あたりおよそ800MB〜1.5GBを使うため、5〜7日なら5GB、10日以上なら10GBのほうが安心です。
- 同行者のためにテザリングする場合は、少し余裕を足すのではなく、自分の回線に頼る端末の数を掛けてください。
- ギガバイト数だけでなく、有効期間も確認してください。有効期間は購入時ではなく、最初の有効化から始まります。
ギガバイト数ではなく日数から考え始める
多くの方は、最もお得に見えるプランを選んで、足りることを祈ります。見落としにくい方法は、実際に滞在する日数から始め、旅行のスタイルが1日に消費する量を掛けて、切り上げることです。余ったデータは何の損にもなりませんが、新宿の真ん中でデータが尽きれば、午後が丸ごと無駄になります。
| 旅行期間 | 地図、チャット、写真 | 毎晩撮影してアップロードする動画 | 追加でもう1台をテザリングする |
|---|---|---|---|
| 3日間 | 3GB | 5GB | 5GB |
| 5日間 | 5GB | 10GB | 10GB |
| 7日間 | 5GB | 10GB | 10GB |
| 10日間 | 10GB | 20GB | 20GB |
| 14日間 | 10GB | 20GB | 20GB |
これらは典型的な使用量に基づく当店の目安であり、お客様のスマートフォンでの計測値ではありません。

日本が他の多くの目的地よりデータを使う理由
- 東京や大阪での乗り換えでは、路線を変えるたびに、ホームと時刻のためにアプリを開くことになります
- 看板やメニューは日本語が中心のため、カメラ翻訳が思った以上によく使われます
- 多くのレストランは予約をアプリでしか受け付けておらず、その予約は日中に行われます
- Visit Japan Webや電車のQRコードは、改札で開くことになります。まさにオフラインでは困る瞬間です
日単位プランが向いている人
1つのデータ枠を使い切るタイプのプランのほかに、日本には毎日データ量が更新される1日ごとのプランもあります。旅行中に仕事をする、毎日撮影するなど、使用量が多く一定の方に向いています。ホテルで過ごす日と一日中歩く日が交互になる旅程なら、通常は1つのデータ枠のほうがお得です。使わなかった1日分のデータは、日付が変わると消えてしまうためです。

実際につまずくのはギガバイト数ではなく有効期限です
当店の日本の商品は、有効期間が7日、15日、30日のものをご用意しています。6日間の旅行に30日間有効の5GBを買うと、データが余るだけです。16日間の旅行に15日間有効の3GBを買うと、帰国の前日に期限が切れてしまいます。2つの数字をあわせて確認し、フライトの遅延に備えて最低1日は余裕を持たせてください。
計算してもまだ迷う場合は
- 1先月の実際の使用量を確認しましょうスマートフォンのモバイルデータ設定を開いて直近の請求サイクルの数値を確認し、30で割ってください。ご自身の1日あたりの平均値は、誰の一般的な見積もりよりも正確です。
- 2旅行時の割増分を加算旅先では自宅にいるときよりも地図と翻訳にはるかに頼ることになるため、自分の平均値におおよそ半分を上乗せしてください。
- 3最も近いプランに切り上げる計算上7GB必要なら、5GBではなく10GBを選びましょう。旅行の途中でトップアップすると、最初から余裕を持って購入するより割高になることがほとんどです。

空港・電車のWi-FiとeSIMに頼る場合の違い
成田、羽田、関西をはじめ主要な駅の多くで無料Wi-Fiが提供されているため、空港Wi-Fi、ホテルのWi-Fi、コンビニのWi-Fiがあればデータプランは不要だと思いがちです。しかし実際には、どのネットワークも立ち止まっているときしかカバーしてくれません。ターミナルを出た瞬間、電車に乗った瞬間、あるいはホットスポットから角を曲がった瞬間に、通信できなくなります。日本の空港Wi-Fiは通常、利用のたびにログインし直す必要があり、パスポート番号の入力やアプリのダウンロードが必要な場合もあります。また、1便分の乗客が一斉に接続すると速度が大きく落ちます。JR東日本などの駅Wi-Fiが対応するのはホームとコンコースで、駅を出発した後の電車内や、ホームからホテルまでの道のりは対象外です。
だからといってWi-Fiを使わない理由にはなりません。使えるときは必ず接続して、データ量の節約に役立ててください。ただし、あくまでおまけと考え、プランの代わりにはしないでください。「一日の大半はWi-Fiで足りるだろう」と考えて、念のためにごくわずかなデータだけを買った旅行で、問題が起きがちです。そうはうまくいきません。駅の外で迷ったとき、メニューを翻訳するとき、改札でQRチケットを表示するときなど、本当にデータが必要な瞬間は、まさに移動中で、固定のネットワークがない場面だからです。Wi-Fiは存在しないものとしてギガ数を見積もり、使えたときは割引として楽しみましょう。
Japan Connected-free Wi-Fiのようなアグリゲーターアプリもあります。旅行の初めに一度登録すれば、対応するホットスポットに自動でログインしてくれるため、何度もログインする手間が減ります。到着前にインストールしておく価値はありますが、そのネットワークに加入しているホットスポットしか使えないため、カバー範囲は最初から限られています。デパートやショッピングモールは対応していても、2ブロック先の駅は対応していないこともあります。また、アプリ自体、インストールと登録の時点でまず使えるインターネット接続が必要です。この種のアプリは、eSIMと並んで使う小さな補助ツールのひとつと考え、代わりにはしないでください。登録は、到着した夜のホテルなど、確実に通信できるタイミングで済ませておきましょう。
- 空港Wi-Fiは、訪問のたびにログインし直す必要があることが多く、到着ラッシュの時間帯には速度が落ちます
- 駅のWi-Fiが対応するのはホームとコンコースで、出発後の電車内や駅の外の道は対象外です
- ホテルのWi-Fiが役に立つのは、実際に部屋にいる間だけです
- コンビニやカフェのWi-Fiはチェーンによって品質にばらつきがあり、日本の電話番号が必要な場合もあります
旅行中にデータを使い切ったらどうなるか、そうなる前の確認方法
日本のeSIMでデータを使い切っても、通常はプロファイル自体が完全に使えなくなるわけではありません。多くのプランでは、通信速度が極端に遅くなるか、新しいデータ通信ができなくなるかのどちらかです。そのため地図が更新されず、メッセージも送れなくなりますが、eSIM自体はインストールされたまま有効です。その場で気づくと困りますが、対処は難しくありません。行き詰まる前に、こまめにデータ残量を確認しましょう。多くのeSIMアプリやプロバイダーの管理画面では、残りのデータ量と日数を直接確認できます。初日に一度確認するだけでなく、数日おきに2分ほどしっかり確認することをおすすめします。
残りが少なくなったときの対処は、思ったより早く済みます。同じプロバイダーの日本のeSIMプロファイルの多くは、すでにインストール済みのプロファイルにそのままチャージできます。新しいQRコードも、番号の入れ替えも不要です。ホテルやコンビニのWi-Fiなど、まだ使える回線を使って、スマートフォンから数分で完了します。だからこそ、最安値だけで選んで購入後のサポートがない商品より、チャージが簡単な販売店から買うことが大切なのです。10日間の旅行の9日目に、新しいeSIMを一から探してインストールするより、5分でできるチャージのほうがずっと楽です。プロバイダーが同じプロファイルへのチャージに対応していない場合は、短期間・少量の2つ目のeSIMを購入するのが代替策になります。どちらのケースに当たるかは、データを使い切ってからではなく、出発前に確認しておきましょう。
地方、山間部、離島でのエリア
東京、大阪、京都など、多くの旅程で滞在時間の大半を過ごす都市部では、安定して通信できます。ただし、山間部、小さな島、地方の長い区間に入ると、状況は不確実になります。日本アルプスの一部、北海道の奥地、沖縄や瀬戸内海の小さな島の一部には、実際に電波の届かない場所があります。eSIMの不具合ではなく、その場所では携帯電話のネットワーク自体が薄くなるためで、現地のSIMや日本在住者自身のスマートフォンでも同じです。山道のトンネルや一部の地方鉄道の区間では、しばらくの間まったく電波が入りませんが、これは通常のことで、データを使い切ったわけではありません。
旅程のどこかがこうしたエリアを通る場合、たとえばアルプスでのハイキング、地方の温泉街、フェリーでしか行けない小さな島などは、確実に電波が入る最後の町を出る前に、その区間のオフライン地図をダウンロードしておきましょう。宿泊先の住所と電話番号も、データに頼らない場所に控えておいてください。5分で済み、データ量の大きなプランでも解決できない唯一のケースへの備えになります。アンテナがない場所では、どんなプランでも電波は手に入りません。山間部では冬の嵐で携帯電話の設備に1~2日支障が出ることもあり、旅程のどこでも常時接続できると考えず、オフライン地図を備えておくべきもうひとつの理由です。一般的な都市間の旅程の大半では、特に気にする必要はありません。
eSIMと物理SIMやポケットWi-Fiレンタルの比較、そしてせっかくの見積もりを台無しにする失敗
ひとり旅や、1台のスマートフォンのテザリングを共有するカップルなら、手軽さの面でeSIMが両方の選択肢を上回ることが多いです。物理SIMの場合は、空港のカウンターやロッカーを探す必要があり、SIMスロットが空いているスマートフォンも必要で、旅行中は爪ほどの小さなカードを失くさないよう管理し続けなければなりません。ポケットWi-Fiのレンタルでは、毎晩充電する別の機器を、スマートフォンとは別に持ち歩き、出国前に空港で返却するのを忘れないようにする必要があります。返却を忘れると、紛失時の料金は決して安くありません。eSIMならこの3つが不要です。出発前に自宅でインストールでき、持ち歩くものも返却するものもなく、いつものスマートフォンのままで使えます。
それでも、ポケットWi-Fiが役立つ場面がひとつあります。4人以上のグループが複数日の旅行で1つの回線を共有する場合です。専用のバッテリーとアンテナを備えた1台のレンタル機器のほうが、それぞれがスマートフォンのeSIMでテザリングするより、安く安定することがあります。テザリングはスマートフォンのバッテリーを急速に消耗し、スマートフォンのアンテナは専用のWi-Fiルーターより弱いためです。2人以下の場合や、通話とメッセージ用に自分の回線を残したい場合は、価格と手間の両面でeSIMが優れています。物理SIMが向いているのは、現地の番号にかかる費用が重要になる1か月以上の滞在が中心です。これは、このページが想定しているほとんどの観光旅行よりも長い期間です。
デュアルSIM対応のスマートフォンなら、さらに簡単です。データ用の日本のeSIMと、通話・SMS用の自国のSIMを併用できるため、緊急の連絡は普段の番号で受けられ、その番号のローミング料金もかかりません。スマートフォンが同時に1回線しか使えない場合は、通話のために自国の番号が使えなくなっても問題ないか、それともeSIMのデータ通信でメッセージアプリを使って通話するほうがよいかを、旅行前に確認しておきましょう。どちらも可能ですが、成田空港で後ろに行列ができている中でその場で決めるのは、避けたほうがよいタイミングです。
- 旅行日数に合わせず、表示されている中で最も安いサイズを選ぶこと。検索結果の上位にあったからという理由で買った1GBのプランは、実際にナビを使うと1日ももたないことがほとんどです
- ギガ数だけを重視して有効期間を見落とすこと。有効期間が短いと、大容量でも長い旅行が終わる前に期限が切れます。逆に有効期間が長くても少量では、最も必要な日にデータが尽きてしまいます
- 同行者へのテザリングは、単に足し算ではなく使用量が倍になることを忘れること。共有するスマートフォンが、1人分ではなく2人分の地図、メッセージ、動画をまかなうことになるためです
- ホテルや空港のWi-Fiが「一日の大半」をカバーしてくれると思い込み、実際に歩いたり、電車を乗り換えたり、レストランを探したりする時間帯のことを考えないこと
- データがなくなってから残量を確認すること。数日おきに手早く確認しておけば、電車のホームを検索している最中ではなく、落ち着いてチャージする余裕が持てます
- 写真の自動バックアップ、アプリの自動更新、クラウド同期をオンにしたままにすること。意図して写真を1枚も撮らないうちに、1日分のデータがひそかに消費されます
- 購入前に、スマートフォン自体がeSIM対応で、キャリアロックが解除されているか確認しないこと。サイズの問題が、返金の問題に変わってしまいます
よくある質問
3日間の旅行に1GBで足りますか?+
ホテルのWi-Fiだけで過ごし、道を探すときにだけモバイルデータをオンにする方なら大丈夫です。一日中地図を開いていると、1GBは通常、最初の1〜2日でなくなります。
日本のeSIMはどのネットワークを使いますか?+
プランによって異なります。各プランページには、サプライヤーが公表しているネットワークが記載されています。一般化した説明よりもサプライヤー自身の公表内容をお見せしたいため、購入前にご確認ください。
帰国前にデータを使い切ってしまった場合、まったく新しいeSIMが必要ですか?+
必ずしもそうとは限りませんが、日本のプランの多くは、すでにインストールしたプロファイルにチャージできます。いつでもメッセージをお送りください。お客様のプランがチャージ可能か、それとも新しいプランのほうが安いかをご案内します。
複数の国を訪れる予定ですが、日本のプランとアジアのプランのどちらがよいですか?+
旅行の半分以上が日本なら、日本のプランに、もう1か国用の小さなプランを組み合わせるのが、通常はお得です。日数が均等に分かれている場合は、両方をカバーするアジアのプラン1つのほうが、プロファイルを切り替える必要がなく簡単です。
参考情報
About the author

Porsch Kunnipat Siramanakul
- Co-founder of eSIMonline.asia
- Digital marketer
- Performance marketing and marketing planning
InstagramとTikTokにはウェブ共有ボタンがないため、代わりにスマホの共有シートを開くか、リンクをコピーします。









